日本高血圧学会により、高血圧治療ガイドラインが５年ぶりに改訂されました。それによりますと、正常高値血圧（120～129/80mmHg未満）以上の方は生活習慣の修正が必要で、高リスクの高値血圧者および高血圧者（140/90mmHg以上）では、生活習慣の修正を積極的に行うことが推奨されています。

生活習慣の一つに飲酒が挙げられ、飲酒量が多くなるほど血圧値は上昇し、高血圧の頻度が高くなります。そのため、高血圧があり飲酒されている方は、飲酒量を低減することで血圧の低下が期待できます。当院では、飲酒日記や動機づけ面接などを用いて、飲酒問題の改善に向けお手伝いを致します。ご自身で飲酒を控えることが難しい場合は、受診されることをお勧め致します。

ゴールデンウイーク後、２週間を過ぎ体調を崩す方が増えています。４月に職場や学校等の環境が変わられた方は、徐々に疲れやストレスが溜まってくる時期です。

新しい環境にうまく順応できないと、心身の不調をきたし、自律神経が失調したり、適応障害やうつ病になったりすることがあります。このような不調が５月に起こりやすいことから、「五月病」とも言われています。

その場合は無理をせず、早めに周囲に相談したり受診したりするなどし、休養や環境調整など適切な対処をすることをお勧めします。当院では、そのような方の相談や治療を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

近年、「大人の発達障害」が広く知られるようになりましたが、その中に「自閉症スペクトラム障害」があります。

社会的コミュニケーションの障害や、反復的・限定的な関心やこだわり行動などが特徴です。

健常者から自閉症まで連続性（スペクトラム）を有するという考え方があり、誰もがそのどこかにいる形になります。

自閉症傾向をみる心理テストとして、自閉症スペクトラム指数（AQ）があります。当院でも実施が可能です。

当院は初診・再診にかかわらず、予約なしでも受診いただける体制をとっております。

なるべくお待たせしないよう、2019/5/11より初診の患者様に限り、ご予約頂けるようになりました。

希望される方は、ホームページ内「ご予約・お問合せ」フォームよりお申し込み下さい。

今年は例年よりも休みが長かった方も多いと思います。その分、連休明けの仕事のことなど考えて憂うつになる方も多いのではないでしょうか。

そのような方は、気持ちが未来に行ってしまっている証拠です。「今・ここ」に気持ちを集中するようにしましょう。過去を振り返って後悔したり、未来のことを取り越し苦労したりする必要はありません。「今・ここ」を大切にすることが、ストレスから身を守り、なりたい自分に近づくための近道です。是非、実践してみて下さい。それでも、つらくて仕事や学校に行けない方は、適応障害などの精神疾患が考えられます。お困りの方は、お気軽にご相談下さい。